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<title>STEREO Realist 解剖室</title>
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<tagline>ステレオリアリストのひみつを探るコラム</tagline>
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<copyright>Copyright (c) 2010, sekiguchi</copyright>
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<title>ヒマワリとミツバチ</title>
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<modified>2010-07-27T01:59:02Z</modified>
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<summary type="text/plain">　天気のよい日、ヒマワリの花にはミツバチがひっきりなしにやってくる。強い日差しが...</summary>
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<![CDATA[<p>　天気のよい日、ヒマワリの花にはミツバチがひっきりなしにやってくる。強い日差しがエネルギーになり、大きなヒマワリの葉で盛んに光合成が行われる。光合成で作られた糖の一部が花に集まり、ミツバチが集めに来るというわけだ。暑い暑い夏の盛り、ヒマワリの大きな花を見ると、舐めたら相当に甘いんじゃないかという妄想が広がる。<br />
　ホントウに舐めたことはないけど、人間が舐めておいしいとはやっぱり思えない。花をよく観察すると、黄色い花粉がたくさんついている。舐めたら口の中が黄色くなりそうである。花粉の味ってきっとおいしくないに違いない。<br />
　ミツバチを観察すると、この花粉が後ろ足に団子状になってついている。ミツバチが蜜を吸うたび、花粉が体毛に付き、他の花に受粉のための花粉を運んでいる。植物にとって子孫を残すための大切な役割をハチに任せているのだが、ハチは蜜を集めるだけではなく、花粉も利用している。体についた花粉を足の体毛を使い、後足に集める。集めた花粉は巣に持ち帰って幼虫のエサになるという。こんなものを食うとは。虫は味覚ってものを持っているんだろうか。<br />
　さて、ホバリングをしているミツバチをステレオで撮ると、空中に浮かんだ姿が立体視できるのでオモシロイ。ホバリング中のミツバチを追いかけるのは大変なので、蜜を吸っているときにピントを合わせて待ち伏せする。飛び立った旬簡にシャッターを切る。こうするとミツバチの頭が花とは逆のほうを向く写真になるのではないかと思うが、必ず後ろ向きに飛び立つので常に花のほうを向いた写真になる。今から花の蜜を吸う姿勢に見えるが、実は吸った後なのだ。<br />
　そういうわけなのでミツバチが飛びながらカメラのほうを向いた写真、というのは偶然でなければなかなか撮れない。いつも同じような写真しか撮れないので、なんか面白いやり方はないかなぁ、と思案している。</p>

<p><img alt="ヒマワリとミツバチ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%92%E3%83%9E%E3%83%AF%E3%83%AA%E3%81%A8%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%81.jpg" width="367" height="204" /></p>]]>

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<title>金魚ちょうちん祭り</title>
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<modified>2010-07-23T01:59:03Z</modified>
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<summary type="text/plain">　山口県といえば下関のふぐ、ふぐちょうちんのイメージだが、似たような形のちょうち...</summary>
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<![CDATA[<p>　山口県といえば下関のふぐ、ふぐちょうちんのイメージだが、似たような形のちょうちんで金魚ちょうちんというのもあるというのを知った。なんともかわいらしいちょうちんである。いったいどこのものだろうと調べると、柳井市に古くから伝わるもので、８月には祭りがあるという。町中にこのちょうちんが飾られるという。<br />
　そんな楽しそうな祭りなら、一度行って見なければならん。というわけで、ステレオカメラをお供に出かけた。柳井市の大通りには屋台が立ち並び、多くの人であふれかえっている。一方で古い町並みが残されており、ここに一歩踏み入れると子どものころに遊んだ路地裏の雰囲気がよみがえってくる。家々の軒先には金魚ちょうちんが並んでいて、大通りとは趣の異なる、昔の素朴な祭りの風景が広がっていた。<br />
　撮影するのも忘れて散策していると、古くから構えているふうの商店があった。入ってみると醤油屋さんである。柳井市は甘露醤油という独特の醤油が名産であるとか。店の中は昔の雰囲気そのままで、あちこち見入ってしまう。天井には金魚ちょうちんが吊るしてある。店の方にお願いして、店内の写真を撮らせてもらった。醤油を一瓶購入し店を出たが、ここは間違いなくこのカメラより古い歴史を持っている。醤油屋だけでなく、文具店とか理髪店、土産物屋でさえ旧家のままで、その造りを活かしながら使われている。<br />
　夕刻になるにつれ、祭り客が増えてきた。金魚ちょうちんに明かりが灯り、祭りの雰囲気が盛り上がる。デジタル一眼レフと三脚を抱えたおじさん達の集団があちこちで目に付く。このところ、写真を趣味にしている人が増えているような気がする。だけどフィルムで撮影している人は誰もいない。ステレオで撮影している人も誰もいない。それが寂しいかというとそうでもない。時代がどのように流れようと、残るものは自然と残っていくような気がする。この街並みのように。</p>

<p><img alt="金魚ちょうちん.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E9%87%91%E9%AD%9A%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%A1%E3%82%93.jpg" width="383" height="204" /><br />
</p>]]>

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<title>古代ハス</title>
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<modified>2010-07-20T01:59:02Z</modified>
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<summary type="text/plain">　ハスの花はどこか神秘的な雰囲気がある。仏様が座る台座にもハスの花がデザインされ...</summary>
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<![CDATA[<p>　ハスの花はどこか神秘的な雰囲気がある。仏様が座る台座にもハスの花がデザインされているからだろうか。大きく優雅で、触れてはいけないような雰囲気を漂わせる。この花、受粉すると種を作るのだが、ラッパのような形をした実が熟し始めると茎が大きく伸びてくる。中には大振りの種が並んでいて、美しい花に比べると奇妙な形をしている。<br />
　この中の種、一般には「ハスの実」と呼ばれ食用になる。結構おいしいらしい。で、この種は他の植物の種に比べると皮が厚く、保存状態次第で長い期間にわたって発芽能力を維持することができる。ハスは底に泥が厚く堆積した水辺で繁殖するが、種がこの泥の中に埋まり、酸素から遮断した状態に置かれると、何百年も発芽能力を維持したまま生き残るらしい。<br />
　そんなハスの種が地中から発掘され、発芽したのが昭和２７年。世界的な話題になったという。その古代ハスが株分けされ、各地で花を咲かせているという話をだいぶ前に聞いたのを思い出した。どうせハスの花を観賞するなら古代ハスを観に行こうと決め、茨城県古河市にステレオカメラを持って早朝に出かけた。ハスの花は朝開き、午後には閉じてしまうからだ。<br />
　到着すると大きな蓮池がある。これが全て一粒の種から生まれた子孫か、と驚くほどに繁茂している。朝も早いというのにもう観に来ている人がちらほら。失敗したのは脚立を持ってこなかった。奥のほうまで見渡すことができない。<br />
　奥のほうの花を見るために池の中に入ってゆくわけにも行かない。撮影するだけなら長い棒の先にカメラを付けてみるか。でもどうやって付ける？シャッターはどうやって押すの？？そんなどうにもならないことをあれこれ考えているとフラストレーションが蓄積する(笑)。そんなこっちの思いなど関係無しに、ハスの花は優雅に咲いていた。これが２０００年間眠っていた種から生まれた子孫であるとは。生命というのはなんと不思議な存在であろうか。なむなむ。</p>

<p><img alt="古代ハス.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%83%8F%E3%82%B9.jpg" width="371" height="206" /></p>]]>

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<title>ＳＬに乗ろう</title>
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<modified>2010-07-16T01:59:04Z</modified>
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<summary type="text/plain">　えすえる。スチーム・ロコモーティブ。蒸気機関車である。僕はもうおじさんの年代だ...</summary>
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<![CDATA[<p>　えすえる。スチーム・ロコモーティブ。蒸気機関車である。僕はもうおじさんの年代だが、子どもの頃にＳＬが走っていたわけじゃない。だけど、蒸気機関車を見るととても懐かしく思えてしまうのはなぜだろう。ＳＬは電車とは違って、遠いどこかの知らない土地に連れて行ってくれる乗り物というイメージがある。思えば、貨物列車の最後部に車掌車が付いていたころ、あの車掌車に乗ったらやっぱりどこか知らない土地に行けるような気がして、一度でいいから乗ってみたいと思っていた。因みに車掌車というのは貨物列車の後部ブレーキの役目も持っていたらしく、ブレーキ制御が高度になった現代では車掌車は廃止されている。この車掌車というのも機関車同様に黒く塗装されていて、イメージが似ている。<br />
　車掌車を見なくなってずいぶん経つが、ＳＬは一部の区間で今も運転されている。観光のために復活したものだが、それでも嬉しいものである。夏の盛り、山口線に臨時列車として運行されているやまぐち号に家族そろって乗ることにした。事前に予約が必要とのことで、近所の「みどりの窓口」で手続をしておいた。特急扱い、全席指定である。実は動いているＳＬを見るのははじめてであった。動かないＳＬならその辺の公園なんかにも置いてあるが、遠くからヘッドライトを点け、煙を吐きながら近づいてくるのは迫力が違う。駅舎にゆっくりと近づいてくる。ああ、コイツはまさに生きているのだ。<br />
　客車の中も昔のまま。冷房も効いていて快適だが、電車とは違うリズムが聞こえる。同じレールなのになぜだろう。なぜか気持ちが落ち着く。このまま、どこか遠くの土地まで行ってしまいそうである。さて、旅行のスケジュールの関係もあって終点の手前で下車する。やまぐち号とここでお別れだ。小さく見えなくなるまで見送ったが、実は終点まで行きたくなかったのだ。それは、もうここで終わりなんだと実感してしまうから。想像の中では、彼は知らない土地をいつまでも走っている。</p>

<p><img alt="SL.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/SL.jpg" width="366" height="197" /><br />
</p>]]>

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<title>ハンミョウを追え！</title>
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<modified>2010-07-13T01:59:03Z</modified>
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<summary type="text/plain">　昆虫図鑑をめくると、様々なきれいな虫達が登場する。蝶の羽がきれいなのは誰でも知...</summary>
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<![CDATA[<p>　昆虫図鑑をめくると、様々なきれいな虫達が登場する。蝶の羽がきれいなのは誰でも知っているが、甲虫の中にも美しいものがたくさんいる。メタリックな輝きを持ち、色とりどりに輝く甲虫。よく知られているのはタマムシだろう。緑の中に黄色や赤の線が輝いて美しい。少年のころカブトムシ採集をやったことがあるなら見たことがあるだろう。<br />
　タマムシのように輝く美しい昆虫にハンミョウがいる。図鑑で見ると、赤と緑、青のような体色に白い斑紋があり、メタリックに輝く。あまりメジャーな虫ではないので見たことの無い人も多いだろう。夏場の砂地や林の近くの道端に普通に見つけることができるが、小さいし近づくと飛んで逃げる。この虫は「道教え」とも呼ばれていて、近づくと飛んで数メートル先に着地する。また近づくと飛んで着地。これを繰り返す。<br />
　この逃げ回る虫をマクロステレオで撮影することにしたが、これが大変だった。近づくとすぐに逃げる。数メートル先に着地するからそーっと近づく。フォーカスを合わせているうちに視界から消える。また追いかける。これの繰り返し。蝶やトンボなら危険を感じるとさっさと遠くに飛んでいってしまう。それなら諦めもつくが、ハンミョウは何回も数メートル先に着地して待っている。何回も何回も。虫ってヤツは疲れないんだろうかと思うほど繰り返す。こっちもバテて来る。<br />
　追いかけて追いかけて、しまいには遠くに飛んでいってしまうこともあるが、しばらくすると戻ってくる。こんなことを繰り返すうち、ヤツも疲れてきたのかおとなしくなってきた。残念なのは、正面から撮ろうとすると逃げてしまうので斜め横からのショットが精一杯だった。それでもこの一時の相棒の、美しい体色を捉えることができた。今度はもうちょっとこっちも体力を付けて、正面からのショットに再挑戦したい。ハンミョウの大きな牙とそのユーモラスな顔を撮るのだ。</p>

<p><img alt="ハンミョウＬ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%83%A7%E3%82%A6%EF%BC%AC.jpg" width="191" height="190" />　<img alt="ハンミョウＲ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%83%A7%E3%82%A6%EF%BC%B2.jpg" width="191" height="190" /><br />
</p>]]>

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<title>かえるちゃん</title>
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<modified>2010-07-09T01:59:04Z</modified>
<issued>2010-07-09T01:00:00Z</issued>
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<created>2010-07-09T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　最近はあちこちの自治体が休耕田などを利用して向日葵畑を作り、市民の憩いの場とし...</summary>
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<![CDATA[<p>　最近はあちこちの自治体が休耕田などを利用して向日葵畑を作り、市民の憩いの場として公開しているような場所が増えた。インターネットというのは便利なもので、どこにそういう場所があるかといったマイナーな情報もすぐに知ることができる。そういうわけで、だいぶ昔になるが埼玉県のある町で作った大きな向日葵畑に行ってみた。<br />
　この頃はマクロステレオカメラの自作がうまく行き、あちこちの花畑にいっては撮影を繰り返していたのだ。ここで栽培していたのはちょうど大人の背の高さぐらいで、手のひらより一回りほど大きな花を咲かせていた。<br />
　はて、向日葵というのはもっと大きくなるんじゃなかったっけ？確かに昔の向日葵は大きかった。それは子供の頃に見たから大きく見えたということではないらしい。どうも向日葵にもいろいろ品種があり、小さな花瓶にも映えるようなごく小さなものから、花の直径が３０ｃｍを超え、高さが軽く２ｍを超えるものもあるようだ。こういうのになると・・・マンモスフラワーか？<br />
　まあそれはさておき、この向日葵畑の花たちはヒマワリらしいヒマワリというか、花の形もよく、撮影するにもちょうどいい高さで咲いている。向日葵の蜜は相当に甘いのだろう。たくさんのミツバチが集まってきている。これをマクロで撮影していると、花の中に緑の見慣れないものが・・・まさか。僕は芋虫が大嫌いなのだ。・・・何かと思えばアマガエルだった。<br />
　何でこんなところにと思ったが、たまたま居たのではなく、こういうことはよくあるようなのだ。もちろん、僕がファンタジーな写真を撮るという目的で、かえるちゃんを無理やり、作為的に花の中に押し込めたというのではない。良く調べたわけではないが、花に集まる昆虫を目当てにこんなところに隠れていたようなのだ。アマガエルの主食は昆虫なのだ。<br />
　アマガエルが鳴くと雨が降るとか、ねっとりとした感じの皮膚には実は毒があるとか、そんな話を思い出しながら撮影。</p>

<p><img alt="かえるちゃん.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%81%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93.jpg" width="401" height="207" /><br />
</p>]]>

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<title>なんだこれは</title>
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<modified>2010-07-06T01:59:02Z</modified>
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<created>2010-07-06T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　デジタルカメラの天敵はホコリだそうである。レンズ交換のたびに撮像素子に降り注ぐ...</summary>
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<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/">
<![CDATA[<p>　デジタルカメラの天敵はホコリだそうである。レンズ交換のたびに撮像素子に降り注ぐ、塵やホコリがとてもいけないんだそうだ。で、ユーザーで掃除をすることができない厄介なものだという。意外だね。そんなこと常識じゃないかと言われるかもしれないが、僕は機械カメラしか使わないからデジタルのことはほとんど知らないのだ。それにしても、デジカメではホコリがそれほど厄介だとは本当に思いもしなかった。フィルムの場合は常に新しい面が出てくるからホコリの影響はまずない。<br />
　そんな風にのんきに構えていたら、マウント作業のときに画像に異常があることがわかった。右画面の左下に、おかしな影が映っている。蜘蛛のような変な形。撮影のときにレンズの前にゴミでもあったんだろう、と思っていたが、多くのコマで同じように写っている。別の日に撮影した、別のリールのフィルムでも同じように写っている。<br />
　これはカメラ内部に何かあるとひらめいた。画面の左下ということは、カメラ内部では上下さかさまの映像になっているから・・・おそらく右上の角に何かある！もしかしたら蜘蛛が巣を作っているのかもしれない。さて、どのカメラで撮ったのか。記憶をたどると、今まさにフィルムが入っているリアリストだった。途中までの撮影枚数をメモして、ゆっくりフィルムを巻き戻す。フィルムをはずして、まさにこの位置という場所を恐る恐る覗き込む。<br />
　なんと、そこにあったのは蜘蛛ではなく、毛玉だった。たぶんフィルムをセットするときに、袖口に当たったかして毛玉がくっついたんだろう。それにしても、フィルムを変えた時にも気がつかなかったとは。<br />
　フィルムをセットするときには確認をしなければならない。当たり前のことに気がついた。幸い、毛玉は簡単に取り除くことができた。蜘蛛が巣を作っていなくて、ホントウによかった。</p>

<p><img alt="クモカナ.JPG" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%AF%E3%83%A2%E3%82%AB%E3%83%8A.JPG" width="200" height="150" /><br />
</p>]]>

</content>
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<title>花火を見よう</title>
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<modified>2010-07-02T01:59:03Z</modified>
<issued>2010-07-02T01:00:00Z</issued>
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<summary type="text/plain">　打ち上げ花火は、星と呼ばれる火薬玉の集合体を、球状にまとめたものを打ち上げる。...</summary>
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<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/">
<![CDATA[<p>　打ち上げ花火は、星と呼ばれる火薬玉の集合体を、球状にまとめたものを打ち上げる。だから上空では球状に展開しているのだ。遠くにあるので平面的に見えるが、巨大な球の形に広がっている。これを確かめるには巨人の視点で眺めるとよくわかる。２台のカメラを使ってステレオベースを数ｍのレベルで広げた撮影がこれを実現してくれる。巨人の視点で見た、大きく広がった花火を縮小化して立体視するというものだ。ハイパーステレオと呼ばれている。<br />
　僕はこのようなハイパーステレオ撮影をやったことがない。やり方はわかるのだけど、実際に大勢の花火見学客がいる中で２台のカメラをセッティングする体力がない（笑）。ステレオクラブの例会で、メンバーが撮ったステレオ花火を鑑賞させてもらったが、実にすばらしい。色とりどりの光跡が球状に展開しているのが手に取るようにわかる。<br />
　見せてもらうとやりたくなるのだが、いまだに実現できていない。僕にとって花火観賞は、ビールを右手、イカ焼きを左手に持つのが常である。これではとても２台のカメラをセットして、構図と同期を見計らって撮るという余裕がない（笑）。それでもイカ焼きを食べた後の左手には余裕ができるので、リアリストのシャッターを押すぐらいはできる。<br />
　そういうわけで、ハイパーステレオにはならないけど花火の写真をちょっとだけ撮影した。面白い仕上がりにするため、花火見物客を入れて立体的にしてみた。広島の宮島水中花火大会では、海面で展開する花火が迫力満点だ。これならシルエットがうまく出る。みんな三脚を立てて撮影しているが、僕はスローシャッターにしてあえて手持ち撮影だ。おでこホールドなら１／２ｓｅｃまでブレない自信がある。少々酔ってはいるが、呼吸を整えて花火が展開するタイミングにあわせてシャッターを押す。機械式のカメラはレスポンスがいい。</p>

<p><img alt="宮島花火.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%AE%AE%E5%B3%B6%E8%8A%B1%E7%81%AB.jpg" width="412" height="204" /></p>]]>

</content>
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<title>水準器</title>
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<modified>2010-06-29T01:59:02Z</modified>
<issued>2010-06-29T01:00:00Z</issued>
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<created>2010-06-29T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　ステレオ撮影をするときは水平にすること。と、よく言われる。立体視するには水平に...</summary>
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<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/">
<![CDATA[<p>　ステレオ撮影をするときは水平にすること。と、よく言われる。立体視するには水平にすることが大事なんです。と説明されることもある。コダックステレオとか、ステレオＶｉｖｉｄ、ビューマスターパーソナルなんかにはビューファインダーで確認できる水準器を内蔵しているものもある。でも、本当に水平にして撮らなきゃいけないんだろうか？<br />
　水準器を内蔵しているそのほかのカメラといえば、レンズがスイングするパノラマカメラがある。これは、左右を水平にするだけではなく、俯仰角の水平も確認できる水準器が付いている。なぜかといえば、この方式のカメラは画面が大きく歪むので、水平から外れると写真の雰囲気がまったく変わってしまう。たとえば、カメラを水平にして風景を撮ると、地平線が直線に記録されるので違和感が無い。しかし、カメラを上に向けると地平線が凸形に変形するし、下を向けると逆にへこむ。作画を意識して歪ませるものオモシロイが、そうでないならば厳密に水平にせねばならぬ。ビューファインダーだけではこの「厳密に」というところが難しいので水準器が内蔵されている、というわけだ。<br />
　ステレオでは、わざわざカメラを傾けて撮ることは少ないだろう。画面が傾いても画面が歪むわけではないし、少しぐらい水平じゃなくても不自然に見えるわけではない。そんなわけで、僕は水準器が付いていようといまいと完全に無視して使っている。でも、初めのころは水平にして撮らなければイケナイんじゃないかと思い、リアリスト用に売られていた後付の水準器をｅｂａｙで購入したことがある。純正のものではなく、後発のアイデア商品だ。取り付けてみると、ビューファインダーの画面が大きく狭まって見えづらいことこの上ない。こんなものイラナイ。もっといいものができるはず、とバラバラにしてみたが、水準器の必要がないことがわかったので今もバラバラのままだ。</p>

<p><img alt="竹林.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E7%AB%B9%E6%9E%97.jpg" width="366" height="202" /><br />
△撮影したときと同じに、見上げる姿勢でビュアーを覗くと臨場感が出る。</p>]]>

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<title>おまつり</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/2010/06/post_119.html" />
<modified>2010-06-25T01:59:03Z</modified>
<issued>2010-06-25T01:00:00Z</issued>
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<summary type="text/plain">　僕はお祭りが大好きだ。神輿を担ぐのが好きとかいう分野じゃなくて、夜店を見て歩く...</summary>
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<name>sekiguchi</name>

<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<![CDATA[<p>　僕はお祭りが大好きだ。神輿を担ぐのが好きとかいう分野じゃなくて、夜店を見て歩くのが好きなのだ。白熱電球で照らされた駄菓子やおもちゃが、いつもとは違ってキラキラと光っている。今ではずいぶんと減ってしまった駄菓子屋も同じように好きなんだが、楽しみの傾向としては同じなのかもしれない。<br />
　ただ、僕が子供の頃に比べると夜店のスタイルもずいぶんと変わってしまった。最近の夜店は食べ物を扱う店が圧倒的に多い。金魚すくいは定番として生き残っているものの、射的や輪投げなんていうのもあまり見かけなくなった。夏祭りなら鈴虫や蛍を売る店、吊り忍と風鈴なんていうのがあったのに今では見ない。七味唐辛子の口上売りというのもない。子供の頃は唐辛子なんて無縁だったが、大人になったら好きな風味にブレンドしてもらおうという夢も遠いものになった。<br />
　それでも夜店を見て歩くのは楽しい。夜店の定番、綿菓子屋やお面屋も健在だ。大人になってビールを片手に散策するというのもいものだ。浴衣に下駄履きでリアリストを首から下げる。一眼レフじゃなくてレンジファインダーというところがポイント。クラシックであるというところもポイント。このときだけは撮影はおまけ。気が向いたときだけ、ちょっとだけ撮る。ビールを右手、イカ焼きを左手に持っていたのではカメラの操作もうまく出来るわけがない、というわけだ。<br />
　さて、子供と一緒に祭りに出かけるようになって気がついた。そうか、昔の夜店は子供達の視点で楽しめるようになっていたのだ。子供達が欲しがるようなものがこれでもかというぐらいに並べてあった。こづかいを握りしめながら次は何を買おうかと迷ったものだ。夜店のスタイルが変わってしまったのは、子供たちの興味の対象が大きく変わってしまったことも理由にあるのだろう。ゲームばっかりやっていないで、こういう楽しみもあるよ。おじさんになった僕は、今そう思う。</p>

<p><img alt="お面やサン.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%81%8A%E9%9D%A2%E3%82%84%E3%82%B5%E3%83%B3.jpg" width="363" height="201" /><br />
</p>]]>

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<title>目の錯覚</title>
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<modified>2010-06-22T01:59:02Z</modified>
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<summary type="text/plain">　リアリスト・レッドボタンビュアーを使って、池に浮かぶ睡蓮の花のスライドを見てい...</summary>
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<name>sekiguchi</name>

<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<![CDATA[<p>　リアリスト・レッドボタンビュアーを使って、池に浮かぶ睡蓮の花のスライドを見ていて気がついた。平面のはずの池の水面が湾曲している。言葉で表現するのが難しいんだけど、画面の真ん中が膨らんで見える。ちょうど、大きなボールの表面のように池が湾曲して見える。睡蓮の花はしっかり立体で見えている。マウントの仕方が悪かったのだろうか。<br />
　こんな現象は聞いたことがないのであわてた。自分の視力もとうとう限界に来たかと落胆もした。でも待てよ、とビュアーの目幅調整をしてみる。フォーカスがずれるので合わせ直すと、立体感はそのままで今度は池がへこんで見えるではないか。ということは、ちょうど良い目幅ポイントがあるはずだ。というわけで目幅を合わせると自然な池の水面が現れた。<br />
　今まで、ビュアーの目幅調整なんておまけ程度と考えていた。実際、目幅の調整をしたところで立体感に差はない。これは、画面の湾曲を調整するために必要なものだったのだ。こんな現象が起きる理由についてはわからないが、たぶん左右の画面の中心とレンズの光軸、目の角度のズレによって錯覚が起きるのだろう。この現象について気がついている人は少ない。ステレオで撮影したスライドをただ鑑賞しても、被写体によっては感じにくいからだろう。<br />
　試しに、いくつかのスライドを用意して画面の湾曲を意識して鑑賞すると、画面の湾曲が気になってくる。目幅を調整して鑑賞しないと気分がしっくりこない。意識しているか否かで感じる似たような現象に「ステレオは書き割りのように見える」というのがある。僕もステレオを始めたころは被写体によってカキワリのように見えることがあった。でも、慣れてくるとカキワリに見えなくなってしまった。頭脳というのはマコトに不思議なもので、順応というすばらしいものを持っている。このために気がつかないでいることがあったり、錯覚を起こしていることもある。という話。</p>

<p><img alt="睡蓮.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E7%9D%A1%E8%93%AE.jpg" width="360" height="202" /></p>]]>

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<title>トマソン物件</title>
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<modified>2010-06-18T01:59:02Z</modified>
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<summary type="text/plain">　昔、ＴＶのタモリ倶楽部でやっていた「東京トワイライトゾーン」のコーナーが好きだ...</summary>
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<name>sekiguchi</name>

<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<![CDATA[<p>　昔、ＴＶのタモリ倶楽部でやっていた「東京トワイライトゾーン」のコーナーが好きだった。なんでこんなものが存在するのだ？という、街中にある奇妙な物件を紹介するというもの。一つの通りの中にマンホールが異常に多く存在する「マンホール銀座」とか、住宅の２階の壁面に唐突に設けられた蛇口とか、記憶に深く突き刺さっているものが多い。毎回楽しみにしていたのだが、終了してからだいぶ経つ。５００円札を知らない世代には、何のことだかわからないだろう。<br />
　録画したものなどないので確かめようがないが、あのコーナーを担当されていた久住さんか滝本さんが首からぶら下げていた奇妙なカメラ、あれはスレテオカメラではなかったか？久住さんが赤瀬川さんの本に登場しているのを発見し、このコーナーがトマソン、路上観察に深く関係している、と気がついたのはコーナーが終了してだいぶ後になった頃だった。<br />
　そんなわけで、僕もトマソンというかトワイライトゾーン的な物件を観察するのは好きである。ステレオカメラをぶら下げて散策しているときも、トマソン物件がないかとつい探してしまう。でも、自分でそういう物件を探し出すというのはあまり得意ではない。見つけようと思う時に限って見つからない。ぼんやり歩いているときの方が遭遇しやすいが、これは！？と思うものがあってもなか記録に残せない。いざとなると、こんなもの本当に面白いかなぁ、と考え始めてしまうのだ。<br />
　そんなぼんやりとしていたある日。とある海岸の駐車場である。海水浴のシーズンも終わるという頃。駐車している車が少ないナーと思ったら、不審車が一台。だが、これを一台と呼ぶべきかどうか。ハッチバックの後の扉だけなんである。扉だけ置いてあるなら不法廃棄の自動車と同じであるが、これにはちゃんとナンバーが付いている。邪魔だからと、勝手にどかしたりしてはいけない。どうしてもどかしたいなら、警察に電話してレッカー車を呼ばなければならない。</p>

<p><img alt="トマソン物件.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%89%A9%E4%BB%B6.jpg" width="366" height="201" /></p>]]>

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<title>水滴</title>
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<modified>2010-06-15T01:59:04Z</modified>
<issued>2010-06-15T01:00:00Z</issued>
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<created>2010-06-15T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　梅雨の季節がやってきた。どこへ行くにも足元が濡れるし、気温が下がる日もある。体...</summary>
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<name>sekiguchi</name>

<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<![CDATA[<p>　梅雨の季節がやってきた。どこへ行くにも足元が濡れるし、気温が下がる日もある。体調を崩しやすく憂鬱な気分になる。カメラを持って出かけるといっても、お天気が悪いのではいい被写体にも出会えない。余計に憂鬱な気分になる。<br />
　マクロカメラなら何か面白いものが撮れるかもしれないと思い、傘をさして外に出た。雨の中でもよく観察すると面白いものがありそうだ。あちこち見て回ると、たくさんの蕾をつけたナンテンの木が、水滴をたくさん含んでいる。慶事で出される赤飯に添えられる小さな枝葉、これがナンテンだ。難を転ずるという意味から来ている名前らしい。<br />
　この日は細かい雨がずっと朝から降っている状態で、そのためか水滴がナンテンの蕾とか枝葉にたくさんぶら下がっている。これをマクロで撮り、マウントしてみた。マウント前はなんだかごちゃごちゃした構図に見えるが、立体視してみると結構面白い。水滴の粒に周囲の景色が小さく写りこんでいて、これが同じようにたくさん並んでいるのだ。よく見ると、空中に球状のものが浮かんでいる。はじめはゴミだろうと思ったのだが、左右の画面に同じように写っている。<br />
　これはナンテンにぶら下がっていた水滴が落下したものだった。落ちてゆく水玉を偶然捕らえたというわけだ。小さいのでフィルムをスキャンした画像では存在自体がわかりにくいが、完全な球の形をした水玉だ。<br />
　僕たちはイメージで、落下中の水玉は頭がとんがったいわゆる「水滴型」だと思い込んでいるが、自由落下中の水滴自身は無重力状態にあるから完全な球になる。はじめにゴミだと思ったのも、こんな思い込みからきている。<br />
　空から落ちてくる雨粒はどんな形をしているか。こんな疑問が話題になったりする。空気抵抗のために底が平らになった形じゃないか、とかいろいろ推測されたり、理科実験のネタになったりする。雨粒をステレオ視できたら面白いだろうに。</p>

<p><img alt="雨の中のマクロ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E9%9B%A8%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD.jpg" width="366" height="204" /></p>]]>

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<title>レンズカバーの修復</title>
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<modified>2010-06-22T16:26:24Z</modified>
<issued>2010-06-11T01:00:00Z</issued>
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<summary type="text/plain">　リアリストのレンズカバーは以前に紹介したことがある。ベークライトでできているの...</summary>
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<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<![CDATA[<p>　リアリストのレンズカバーは以前に紹介したことがある。ベークライトでできているので、これが割れるとなんとも情けない格好になってしまうのだ。だが、スペアを手に入れることができる。ｅｂａｙにも数多くのステレオアイテムを出品しているＤｒ．Ｔ氏がいくつかの在庫を持っているようだ。彼が時折出品するので、スペアのカバーを購入しておくとよい。<br />
　僕も彼からスペアを購入したことがあるが、これは後期モデルのＣＵＳＴＯＭに使われていたものと同じだ。丸いでっぱりが無く、「Ｒｅａｌｉｓｔ」のロゴも入っていない。ＣＵＳＴＯＭにはロゴ入りのアルミプレートが取り付けられるが、プレート無しでもそれなりにカッコいい。僕が特別にチューンした一台は、このロゴ無しのレンズカバーを使っていた。<br />
　ある日、バッグに入れた状態で無理な力をかけてしまい、レンズカバーを壊してしまった。落としたのではないから粉々になるのは免れたが、きれいに二つに割れてしまった。スペアを持っていたのでこれに付け替えようと思ったが、壊れたからといって捨ててしまうのはもったいない。うまくつなげば直るはずだ。というわけで、シアノアクリレート系の接着剤、平たく言えば瞬間接着剤でくっつけた。瞬間接着剤は便利だが、一般的には万能ではない。だが、ベークライトに対しては完璧な接着を発揮するのだ。隙間が無いように張り合わせると、完全に一体化する。少し磨けば、接合の跡も目立たない。<br />
　せっかくチューンした機体に取り付けたのだから、オリジナルのプレートを取り付けてみようと思った。金属で作るのは大変だから、紙と粘着シートで作ってみた。銀色で梨地の紙があったので、これを長方形に切り取り「Ｒｅａｌｉｓｔ」のロゴをスタンプした。この上から透明な粘着シートを貼り、耐久性に問題が無いようにした。レンズカバーには両面テープで貼り付け。カメラ本体の銀梨地とマッチしている。いいかんじでしょう。</p>

<p><img alt="NEWカバー.JPG" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/NEW%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC.JPG" width="287" height="216" /><br />
</p>]]>

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<title>地下鉄</title>
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<modified>2010-06-08T01:59:02Z</modified>
<issued>2010-06-08T01:00:00Z</issued>
<id>tag:www.stereoclub.jp,2010:/blog/realist//6.3355</id>
<created>2010-06-08T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">都市の地下深くに張り巡らされた迷路。どこまでも続く迷路。 暗く、曲がりくねった道...</summary>
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<name>sekiguchi</name>

<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/">
<![CDATA[<p>都市の地下深くに張り巡らされた迷路。どこまでも続く迷路。<br />
暗く、曲がりくねった道が縦横に走る。地上の明かりは届くすべもない。<br />
壁からは地下水が少しずつ染み出ている。暗く、暗く、湿った臭い。<br />
ここには昼も夜もない。夏も冬もない。闇があるだけ。<br />
もしかしたら。<br />
闇の中に誰か隠れていませんか。<br />
世の中が嫌になってこんなところに隠れていませんか。<br />
おーい。出ておいで。<br />
僕は地下鉄に乗って窓の外を覗き込む。そこには暗い闇しか見えない。<br />
もしかしたら。<br />
おーい。出ておいで。<br />
心の中で声をかけてみる。<br />
だけど、窓には自分の姿が映って見えるだけだった。<br />
君も地下鉄に乗ってみませんか。<br />
彼を探してみませんか。</p>

<p><img alt="地下鉄.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84.jpg" width="497" height="202" /></p>]]>

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