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<title>STEREO Realist 解剖室</title>
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<modified>2012-02-02T01:59:05Z</modified>
<tagline>ステレオリアリストのひみつを探るコラム</tagline>
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<copyright>Copyright (c) 2012, J_Sekiguchi</copyright>
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<title>⑤世界の至宝（２）</title>
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<summary type="text/plain">　ルーヴル美術館に行って驚いたことがいくつもある。まず広いことと、展示物が多いこ...</summary>
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<dc:subject>撮影記（４）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　ルーヴル美術館に行って驚いたことがいくつもある。まず広いことと、展示物が多いこと、そして来客者が多いこと。この辺は世界屈指の大美術館であるから当たり前としても、とても不思議だったのが写真撮影をしても良いということ。<br />
　ルーヴルでは、写真撮影のみならず模写をしても良いことになっている。美術を学ぶ者たちのために、ということらしいが、なんと寛大だろう。日本の美術館でやろうものなら、やれ著作権やら所有権やらと面倒な話になりそうだ。<br />
　ルーヴルに行ったならぜひとも見ておくものがある。レオナルド・ダ・ビンチのモナ・リザだ。描かれてから５００年が経過してなお、美術界では常に話題があがる存在であり、一般的にもこれほど名が通っている絵もあるまい。<br />
　さて、どこに展示してあるのか。パンフレットの地図と廊下のところどころにある案内表示を頼りに、迷子になりそうな館内を探す。実際、なぜかさっき通った所にいつの間にか戻ってきたり、しまいには本当に迷子になりかけた。<br />
　うっかり通り過ぎようとした展示室に異様な人だかりがある。もしやと思ったら、モナ・リザはここであった。周囲に柵がしてある一画に、厳重なガラスケースに入れられ鎮座している。想像していたよりも小さな絵だという印象であった。<br />
　それにしても驚くのは、誰もがこぞって写真を撮っている。モナ・リザと一緒に記念写真。そんな人たちばかり。フラッシュがお構いなしに光りまくる。館の職員がいたが、注意するわけでもない。絵に影響がないのだろうかと心配になる。<br />
　ここで写真を撮ったところで、記念写真にしかならないことは確かだ。僕は正面からじっくりと鑑賞するに留めた。<br />
　モナ・リザを覆うガラスは紫外線カットの機能もあるのかなー、なんてぼんやり考える。ガラスの反射で絵が見えにくいから、レンズに施すマルチコーティングを是非とも施してほしい。なんて思ってみたりもしたのだよ。（つづく）</p>

<p><img alt="モナリザ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B6.jpg" width="366" height="203" /></p>

<p><img alt="ルーヴル.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%AB.jpg" width="366" height="202" /><br />
</p>]]>

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<title>④世界の至宝（１）</title>
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<modified>2012-01-26T01:59:03Z</modified>
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<summary type="text/plain">　パリに行ったのなら、ぜひとも行っておきたいところ、それはルーヴル美術館である。...</summary>
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<dc:subject>撮影記（４）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　パリに行ったのなら、ぜひとも行っておきたいところ、それはルーヴル美術館である。世界の至宝の数々が収められた、世界屈指の大美術館。広すぎて一日ではとても回りきれないだろうに、僕が使える時間は一日に満たない。<br />
　それでも、見たいものだけでも見てみよう。そんな思いでタクシーに乗る。ルーブル！と言えば連れて行ってもらえる。言葉が通じなくとも、運転手さんから「だんな、ロシアの金は受け取れねぇよ。」なんて断られることはない。<br />
　ルーヴル宮殿が囲む大きな広場、この真ん中にガラス張りのピラミッドがある。美術館にはここから入る。入場チケットは自動販売機で買うのだが、さすが世界屈指の美術館。各国語の切り替えができ、日本語の案内もちゃんとある。<br />
　展示室は細かく分かれていて迷路のよう。案内地図がないと目的の場所までたどり着くのは難しいだろう。だがご安心あれ。日本語のパンフレットも置いてあるし、人気の展示物までの道順には案内表示がされている。<br />
　パンフレットを片手にやや早足で行く。すると、階段の上に唐突にニケ像が現れた。何の囲いもなく、小高い台座に置かれている。開放的な展示に驚く。日本の美術館だったら確実に大きなアクリルケースに入れてしまうだろう。<br />
　この像は、今から１５０年ほど前にギリシャのサモトラキ島で発掘された。発掘時はバラバラの状態だったという。未だに頭部や腕が無い状態であるのに、完全体の姿は我々の力では想像できないのに、この像は神々しくも美しい。<br />
　早足で向かった次の行き先はミロのビーナスである。展示室に入ると、窓から斜めに差し込む光が影を作っている。ゆっくりと歩きながら角度を変えて見ると、光と影のバランスで印象が変わってゆく。写真を撮る上で、ライティングは大事だと改めて気付かされた。このときばかりは時間に追われていることをすっかり忘れ、見入っていた。（つづく）</p>

<p><img alt="ニケ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%8B%E3%82%B1.jpg" width="362" height="203" /></p>

<p><img alt="ミロ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%9F%E3%83%AD.jpg" width="362" height="203" /><br />
</p>]]>

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<title>③パリの空</title>
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<modified>2012-01-19T01:59:02Z</modified>
<issued>2012-01-19T01:00:00Z</issued>
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<summary type="text/plain">　階段を上って出た場所は、凱旋門の真下であった。たくさんの観光客が集まっている。...</summary>
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<dc:subject>撮影記（４）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　階段を上って出た場所は、凱旋門の真下であった。たくさんの観光客が集まっている。凱旋門の内部は階段になっていて、てっぺんまで行くことができると聞いていた。ここまで来たのだから、やはり行ってみなければなるまい。<br />
　だがここまで歩いてきたのだから、さらに階段を上るというのも疲れる。あやふやな記憶だが、エレベーターもあると聞いたような気がする。ああ、そうか。さっき地下にあったチケット売り場は、エレベーターのチケットか。<br />
　早速チケット売り場まで戻り、列に並んで何ユーロだかを支払う。やれやれ、これで楽に上れる。そう思ったのも束の間、門の入り口でチケットを渡すと目の前に現れたのは螺旋階段であった。チケットは単なる入場料・・・。<br />
　引き返すこともできず、狭く、薄暗い螺旋階段を上る。さすがに疲れを覚えた頃、途中の踊場でご婦人が苦笑いをしながら休憩中。通りすがり、僕に何かを言っている。フランス語？よくわからない。たぶん「長い階段だわねぇ」と言っているのだろう。日本語で「ホントに長いですねえ、ごきげんよう」と返す。笑顔が返ってきたからこれでいいのだろう。<br />
　やっと階段を上がりきり、広間に出る。展示物があったり、土産物屋がある。屋上に出るにはさらに階段を上がる。やれやれまた階段か。だが、外に出ると疲れはパリの空に霧散した。眼下にパリの大パノラマが広がる。素晴らしい。シャンゼリゼ大通りを行き交う人々が、小さく小さく見える。街並みが広がり、その奥には、エッフェル塔が。<br />
　パリのパノラマと、東京の景観とはずいぶんと雰囲気が違う。パリには東京のような高層ビル群がなく、遠くまで見渡すことができる。それもそのはず、かつてパリでは法律で、建築できるビルの高さに制限を設けていたのだ。<br />
　さて次は、どこに行ってみよう。眼下の風景と地図を見比べる・・・。うーん、あの辺りか。遠いなぁ。（つづく）</p>

<p><img alt="凱旋門下.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%87%B1%E6%97%8B%E9%96%80%E4%B8%8B.jpg" width="366" height="206" /></p>

<p><img alt="パリ・パノラマ.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9E.jpg" width="366" height="203" /><br />
▲毎度、遠景というのは普通に撮っただけでは立体感が出ませんね（笑）</p>]]>

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<title>②まずはお散歩</title>
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<modified>2012-01-12T01:59:03Z</modified>
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<created>2012-01-12T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　さて、まずは凱旋門まで行ってみよう。泊まったホテルから５分ほど歩くと、凱旋門に...</summary>
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<dc:subject>撮影記（４）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　さて、まずは凱旋門まで行ってみよう。泊まったホテルから５分ほど歩くと、凱旋門につながるグランド・アメル通りに出た。凱旋門まで真っ直ぐに伸びた通りで、この道の横断歩道に立つと、遠くに凱旋門がこちらを向いている。<br />
　地図を見ると、凱旋門から１２の通りが放射状に延びている。今立っている場所から凱旋門をはさんで反対側に伸びるのが、有名なシャンゼリゼ大通りである。１２の通りが集まるロータリーの真ん中に門がある、という感じだ。<br />
　さて門まで並木の歩道をのんびり歩く。隣の車道は信号が変わるたび、間欠泉のように車の列が走り抜けてゆく。それも、石畳の道をけっこうなスピードで走り抜けてゆく。石畳のせいだろうか、ゴトゴトとタイヤが鳴っている。<br />
　ようやく凱旋門の前までたどり着くと、門の周りを車道が囲んでいる。それも、けっこうな交通量だ。道幅も広いのだが、どうにも車線がはっきりしていない。眺めていると、混雑した中を割り込んだりぶつかりそうになったり。危なっかしいことこの上ない。もしパリに住むようなことがあっても、車の運転だけは馴染めない。そんな気がしてくる。<br />
　こんな状況だから、車道を渡って門にたどり着くということは不可能。やったらたぶん、轢かれて死んでしまう。ハンドルを持つと性格が変わるというのは、日本に限ったことではないよなぁ。石畳を蹴るタイヤの音が、そう感じさせる。<br />
　さて、どうやって門のところまで行くのだろう？不思議に思っていると、地下道に続く階段からたくさんの人々が上がってくる。いろいろな国の人々がいる。子供たちがはしゃいで駆け上がってくる。たぶん、ここを通ってゆくのだろう。<br />
　地下道の通路を歩いてゆくと、距離的に門の真下かな？というところでチケット売り場がある。なるほど、ここから上がるのだろう。でも、チケットを買わずとも地上に出られるではないか。訝しがりながらも外に出てみる。（つづく）</p>

<p><img alt="凱旋門３.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%87%B1%E6%97%8B%E9%96%80%EF%BC%93.jpg" width="372" height="206" /></p>

<p><img alt="凱旋門２.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%87%B1%E6%97%8B%E9%96%80%EF%BC%92.jpg" width="372" height="202" /><br />
</p>]]>

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<title>①ぼんじゅーる</title>
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<modified>2012-01-05T01:59:03Z</modified>
<issued>2012-01-05T01:00:00Z</issued>
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<created>2012-01-05T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　カメラ発祥の国、フランス。えっ？という声が上がったかもしれないが、本当だ。有名...</summary>
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<name>J_Sekiguchi</name>
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<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<dc:subject>撮影記（４）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　カメラ発祥の国、フランス。えっ？という声が上がったかもしれないが、本当だ。有名なダゲレオタイプを発明したダゲールはフランス人である。では、フランス製のカメラと言ったら何がある？・・・ほらほら、パッとは出てこない。<br />
　前に紹介した、ベラスコープＦ４０はフランス製のステレオカメラである。ステレオではなくてもフランス製のしゃれたカメラはいくつもあり、その筋ではけっこうな人気があることも確か。これを持ってエッフェル塔を撮りたい。<br />
　そんな願いはあったものの、パリに行くチャンスが巡ってきたときに連れて行ったのはステレオ・リアリストであった。なんでベラスコープを連れて行かなかったんだ？と詰問されそう。でも、もし旅先で壊れたとき、僕が直せるカメラはリアリストだけなのだ。ベラスコープは浅草の有名なカメラ屋さんの手により整備されたもので、僕なんかが手を出す隙がない。両方持ってゆくのは大変なので、自分でメンテナンスできるカメラの方を選んだのだ。そう、ドライバーセットも一緒に。<br />
　さて、今回パリには５日間ほど滞在したのだが、写真を撮るためなんていう楽しい目的のために行ったのではない。別の用事で行ったので、その合間の、限られた時間を活用するしかなかった。それでも、できるだけたくさん撮ることにした。旅行に行くとき、ステレオカメラが傍にある。今では、旅を楽しむ当たり前のスタイルになった。<br />
　カメラをいつも携帯していると、いい絵が撮れる。そんなコトバを思い出す。リアリスト1台、予備のフィルム数本がいつも鞄の中にある（だけどリアリストが、もう少し軽いと助かるのだがねぇ。ベラスコープもつれてゆく余裕は無いのだよ）。<br />
　凱旋門に近い場所に宿を取ったのが幸いし、限られた時間の中でもいろいろ見て回ることができた。だが、それもパリの街の、ほんの一部に過ぎない。それはさておき、素敵な巴里の街並み散歩をどうぞご一緒に。（つづく）</p>

<p><img alt="凱旋門.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%87%B1%E6%97%8B%E9%96%80.jpg" width="368" height="204" /><br />
▲通りの先に凱旋門が見える。<br />
<img alt="PARIS.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/PARIS.jpg" width="368" height="205" /><br />
</p>]]>

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<title>東京天文台</title>
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<modified>2011-12-29T04:56:21Z</modified>
<issued>2011-12-29T04:00:00Z</issued>
<id>tag:www.stereoclub.jp,2011:/blog/realist//6.3773</id>
<created>2011-12-29T04:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　夜空の明るい東京。星が見えない東京。その東京には大きな天文台がある。国立天文台...</summary>
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<name>J_Sekiguchi</name>
<url>http://www.stereoclub.jp/blog/realist/</url>
<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
</author>
<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　夜空の明るい東京。星が見えない東京。その東京には大きな天文台がある。国立天文台である。“くにたち”じゃないよ。“こくりつ”だ。でも、場所は“くにたち”からちょっと都心寄りの三鷹にある。昔は東京天文台という名称だった。<br />
　ここには世界屈指の大望遠鏡がある。カール･ツアイス製６５ｃｍ屈折望遠鏡だ。最近では小さな天文台でも６５ｃｍ級の望遠鏡がある。だが、それらは全部反射望遠鏡なのだ。超大口径のレンズを使った屈折式望遠鏡はいまでもかなり珍しい部類に入る。口径は同じでも屈折式は巨大なシステムになる。今の時代、巨大な屈折望遠鏡は作られていない。<br />
　国立天文台は予約なしに一般見学ができ、現役を退いた大望遠鏡達を間近に見ることができる。これらは、どれも昭和初期に設置されたものばかり。今では新たに作られることのない、巨大な望遠鏡の姿はまさに圧巻だ。<br />
　天文台の大きなドームがある建屋に一歩踏み入れると、古い設備であることがすぐに感じられる。屈折望遠鏡はミラーを使った反射望遠鏡よりも全長が長い。ドームも巨大なものになり、天井が高い。なんとドームは木でできている。<br />
　不思議な雰囲気の場所だ。未知の世界を探求した人々の思いが残っているような気がする。奥の方から、白衣を着た白髪の博士が登場しそうな感じ。今では使われていない望遠鏡だが、今でも使用できる状態にあるという。<br />
　望遠鏡があまりにも巨大すぎて、カメラのフレームに納まらない。僅かな明かりが高い天井をほのかに照らしている。薄暗い室内。スローシャッターで露光をしなければならない。ドーム天井の木の雰囲気が出るよう、慎重に露出を決定する。三脚を持ってこなかったので、呼吸を整えてシャッターを切る。この雰囲気をステレオで残したい。<br />
　ドームの外には、満天の星空が広がっている姿を想像しながら撮影した。かつてはそこにあった、素晴らしい星空を。</p>

<p><img alt="大赤道儀室.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%A4%A7%E8%B5%A4%E9%81%93%E5%84%80%E5%AE%A4.jpg" width="368" height="198" /></p>

<p><img alt="６５センチ屈折.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%EF%BC%96%EF%BC%95%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E5%B1%88%E6%8A%98.jpg" width="368" height="198" /></p>

<p>もと画像（フィルム）は、雰囲気を出すためにアンダー気味に露光しています。<br />
ＷＥＢでは黒がつぶれすぎて見えずらいため、コントラストと明るさを上げています。<br />
そのためざらついた画面になっていますが、ビュアーを通してみたフィルムは透明感が素晴らしいですヨ。</p>]]>

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<title>糊付名人</title>
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<modified>2011-12-22T01:59:04Z</modified>
<issued>2011-12-22T01:00:00Z</issued>
<id>tag:www.stereoclub.jp,2011:/blog/realist//6.3860</id>
<created>2011-12-22T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　紙マウントの自作についての続きのおはなし。厚紙から切り抜いたマウントを貼り付け...</summary>
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<name>J_Sekiguchi</name>
<url>http://www.stereoclub.jp/blog/realist/</url>
<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
</author>
<dc:subject>ステレオマウント</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　紙マウントの自作についての続きのおはなし。厚紙から切り抜いたマウントを貼り付けるのに、スティック糊がいいよとご紹介したのだが、もう少し塗りやすいものがないだろうかと作業のたびに悩んでいた。固形の糊を押し付け、丁寧に塗るのだが。どうしてもマウントの窓のところとか、縁のところでこの固形の糊が削れる。削れたカスがあちこちにまとわりついてベタベタになるのだ。これが煩わしい。カスを指で拭うのでベタベタ。何とかしてよ、このベタベタ。<br />
　どんなものが塗りやすいのかなあ、なんて日々考えていた。前に住んでいた家は障子があって、年末になると張り替えていたなあ、なんていう思い出と重なる。障子は障子糊で貼るのだが、お湯でのばしたでんぷん糊を使う。これを刷毛で塗るのだ。障子を綺麗に張るにはコツがあって・・・いや、障子のハナシではない。そうだ、刷毛で塗ろう。<br />
　マウントに糊を塗るのなら、大きな刷毛ではなく、小学校の図画工作で使うような水彩絵具用の筆がいいかも。ちょっと扁平のやつがいいかな。これにちょっとゆるい、流動性のある糊を塗ればいい。なんかいけそうじゃないか。<br />
　ただし、でんぷん糊ではダメ。塗った後に乾かしてドライな状態にし、熱で接着できるものじゃなきゃダメだ。糊とはいえ、熱可塑性プラスチックの仲間、樹脂成分でできた糊じゃないとダメだ。さて、どんな糊がいいか。<br />
　スティック糊の主成分、ＰＶＰはポリビニルピロリドンといい、水溶性のプラスチックである。これをお湯で溶かす、なんていうのはめんどう。他に探すと、アラビックヤマトがあるじゃないか。昔は天然成分のアラビアゴムを主成分としていたので名前に名残があるが、今の主成分はＰＶＡＬ、ポリビニルアルコールという樹脂だ。これを水でのばして筆で塗り、乾燥させた。ちゃんと「楽ちんマウント大作戦」で紹介した方法で、バッチリ接着できるよ。</p>

<p><img alt="のり.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%81%AE%E3%82%8A.jpg" width="286" height="189" /><br />
ＰＶＡＬ（別名ポバール、ＰＶＡとも）<br />
視認しやすいようインクでブルーに着色しています。<br />
塗りやすい粘度になるよう、水を加えてください。<br />
（ＰＶＰはお湯で溶かせますけど、泡立つので使いにくいですヨ）</p>]]>

</content>
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<title>⑥広場での出会い</title>
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<modified>2011-12-15T01:59:04Z</modified>
<issued>2011-12-15T01:00:00Z</issued>
<id>tag:www.stereoclub.jp,2011:/blog/realist//6.3743</id>
<created>2011-12-15T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　昨年、２０１０年の７月にテレビのニュースで紹介されていたのが、グラン・プラス広...</summary>
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<name>J_Sekiguchi</name>
<url>http://www.stereoclub.jp/blog/realist/</url>
<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
</author>
<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　昨年、２０１０年の７月にテレビのニュースで紹介されていたのが、グラン・プラス広場を色とりどりの花で敷き詰め、絨毯のように飾る祭りの様子だった。たくさんのベゴニアの花を使うそうである。<br />
　この祭り、隔年で実施され、その期間も３日間だけという。テレビの画面からでも、十分美しさが伝わってくる。その場に居合わせたら、どんなに幸せなことだろう。僕が訪れたのは祭りの無い年だった。<br />
　グラン･プラスは長方形の敷地を歴史のある建造物が周りを囲む。ゴシック建築の市庁舎、かつては王の家と呼ばれた市立博物館、ギルドハウスなど。オープンカフェやレストランも並んでいる。<br />
　広場の中心に立って、ぐるりと見渡すだけで、過去にタイムスリップしたような気分になる。祭りの時期でなくとも、この大きな石畳の広場にはたくさんの観光客が集い、街の人たちの憩いの場でもある。<br />
　リアリストを首からぶら下げて散策していると、子供たちが列を成して広場に入ってきた。幼稚園か、小学校低学年のちょっとした遠足だろうか。列の前後には引率の先生方だろう、ちょっと年配のご婦人が付いている。<br />
　早速、子供たちが鬼ごっこを始めた。あちこち駆け回る子供たち。時折、先生が子供達に注意を促す大きな声が広場にこだまする。子供たちはそんなことにはお構いなし。はしゃぎまわって、駆け回る。<br />
　そのうち、子供たちが僕のリアリストに気付き、興味深そうに覗いてくる。３Dカメラだよ、と言うと、なぜかレンズを覗き込む。一人がやると、みんなやりたいのだね。笑いながら覗き込むのがかわいい。<br />
　子供達に「写真を撮るよ」と言うと、みんなで並んで笑顔を向けてくれた。では、またね。（ベルギーの旅・おわり）</p>

<p><img alt="グランプラス３.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%EF%BC%93.jpg" width="370" height="202" /></p>

<p><img alt="グランプラス.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9.jpg" width="370" height="200" /><br />
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<title>⑤ルーツはおなじ</title>
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<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　欧州の都市を訪れると、教会に行ってみるというのがお決まりのようになった。ブリュッセルにも大きな教会がある。聖ミッシェル大聖堂である。１５世紀に完成するまで、３００年を要したという。<br />
　地図を頼りに、緩やかな長い上り坂をのんびり歩く。坂を上りきったとき、それと一目でわかる建物が視界に飛び込んでくる。小高い丘の上に建っているので、教会の入り口で振り返るとブリュッセルの町並みが見渡せる。<br />
　中に入ると、静かで薄暗い。この教会も内部の明かりはステンドグラスとろうそくの灯火だけ。左右を見渡すと、大きなステンドグラスがずらりと並ぶ。その図柄は聖者の伝記に基づくものなのだろう。ひとつひとつ、眺めてゆくだけで時間の経つのも忘れそうになる。これらの絵は、どのような物語を記しているのであろうか。<br />
　精巧に造られたそれらは、宗教的な意味合いだけでなく、美術品としても貴重な存在。五百年を超える昔に、これだけのガラス工芸技術があった。ガラスに着色するには、様々な金属や、金属酸化物などを混ぜて発色させる。透明で美しい、濁りの無い着色ガラス。きれいな赤を出すには金を混ぜることもあるという。<br />
　ガラスというのは不思議だ。加えるものやその量で色味が生き物のように変わる。ステンドグラスの職人たちは、イメージに合った色を出すのに何度も試行錯誤をしたのではないだろうか。決して簡単な道のりではなかったはずだ。<br />
　レンズもガラスでできている。屈折率を変えるためにいろいろな添加物を加えている。収差を打ち消すために、異なる屈折率のガラスを組み合わせるためだ。ここにも苦労の積み重ねがあっただろう。<br />
　レンズ技術のルーツを辿れば、ステンドグラス職人達の苦心の技に、きっと行き当たるに違いない。（つづく）</p>

<p><img alt="聖ミッシェル大聖堂.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E8%81%96%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82.jpg" width="370" height="201" /></p>

<p><img alt="聖ミッシェル大聖堂２.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E8%81%96%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82%EF%BC%92.jpg" width="370" height="201" /><br />
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<title>④ベルギーといえばビール</title>
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<summary type="text/plain">　ブリュッセルの大広場、グラン・プラスにつながる路地には、軒にテーブルを並べた飲...</summary>
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<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　ブリュッセルの大広場、グラン・プラスにつながる路地には、軒にテーブルを並べた飲食店がひしめいている。夕闇が迫ると、この辺りが一段とにぎやかになる。テーブルに客が付き出すと、活気が出てくるのだ。<br />
　こういった歴史のある通りというのは、照明も落ち着いていて、なかなか良い雰囲気。ネオンギラギラ、昼間のように蛍光灯やらハロゲンランプで照らす、というのではマッチしないのだ。照明というのは色味をちょっと変えただけで雰囲気が大きく変わる。その場所に最適な照明というのは自然に決まってゆくのだろう。もし、新宿の繁華街がここと同じような照明だったら・・・怖くて誰も寄り付かなくなるかも。<br />
　訪れたのは初夏にさしかる時期だったので、アスパラガスをメインにした料理をいただいた。ベルギーに限らず、この季節はどの国も旬のアスパラガスを食べるのだ。日本で言えば、たけのこのようなものか。<br />
　このほか、貝類の料理もなかなかにおいしい。ただし、貝類はアタるとかなりきつい。生に近いような料理は用心したほうがい。過去に当たりを引いた人を何人も知っている。酒は消毒にならない。<br />
　欧州で酒といったらワインを連想する人も多かろうが、この国ではビールを第一にお薦めしたい。日本では琥珀色で透明なピルスナータイプばかりだが、ベルギーには多種多様な味わい深いビールが語りつくせないほどあふれている。酵母が生き、ビンに詰められてからも醗酵を続けている、なんてものまであるのだ。<br />
　そんなわけで、良い雰囲気の中でおいしい料理と最高に旨いベルギービールを堪能させてもらった。ここも日本より高緯度にあり、闇が空を包み込むのはゆっくりと進む。宴の声はいつまでも通りにこだましていた。（つづく）</p>

<p><img alt="グランプラス（夕.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%EF%BC%88%E5%A4%95.jpg" width="370" height="207" /></p>

<p><img alt="グランプラス（夜.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%EF%BC%88%E5%A4%9C.jpg" width="370" height="201" /><br />
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<title>③あの物件</title>
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<modified>2011-11-24T01:59:06Z</modified>
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<summary type="text/plain">　かつて放送されていたＴＶ番組、トリビアの泉を深夜枠の頃から見ていた。けっこうオ...</summary>
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<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　かつて放送されていたＴＶ番組、トリビアの泉を深夜枠の頃から見ていた。けっこうオモシロい内容だった。小便小僧の由来についても番組で紹介していたが、爆薬の導火線の火を小便で消した少年の勇気を称え、という説がある。面白いのは検証してみるという。ダイナマイトにつないだ導火線の火を、小便小僧の噴水で消すというのだ。そんなもので火が消えるものか。そう思って見ていると、案の定、小僧は木っ端微塵になってしまった。<br />
　いろいろイジられる対象となる、ちょっと気の毒な小僧君。なんと同番組で、少女像もある、と紹介した。<br />
　その場所は、ホテルの観光マップにも、一般的な観光ガイドにも記載されていない。だからといって、どこにあるのか聞いて回るというのもねぇ。現地の情報で、どうもこの辺りにあるらしい、というおぼろげな位置を知る。<br />
　早速、夕食に行くのを兼ねて探してみるが、なかなか見つからない。まずいことに、目的地はレストランが多い通りの中にある。時間帯もあいまって、食事に出た観光客と間違われるのだ。通りを行ったり来たりしていると、あちこちから呼び込みが。「マタ会ッタネー。アナタ知ッテルヨー。オイシデスヨー。ヤマモトサン」なんて、妙な日本語で誘ってくる。僕はヤマモトではないし、あなたのところで食事はしない。それに今の目的は・・・。<br />
　そんな説明ができるわけでもなく、彼らと目が合わないようにまた同じ通りをウロウロする。諦めかけたとき、小さな小路の中に見つけた。小路に折れる角には、僕をヤマモトと呼んだ彼が立っていた。お前が邪魔を・・・。<br />
　この物件、判り辛い場所なのにけっこうな数の観光客が集まってくる。写真を撮る人もいっぱい。よし、小僧の時みたいに、周囲の人達もこの物件と一緒に撮る。・・・それは。できないよなぁ。（つづく）</p>

<p><img alt="小便少女.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%B0%8F%E4%BE%BF%E5%B0%91%E5%A5%B3.jpg" width="370" height="201" /><br />
</p>]]>

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<title>②ブリュッセル名誉市民</title>
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<modified>2011-11-17T01:59:04Z</modified>
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<summary type="text/plain">　世界三大がっかり、という言葉をご存知か。世界的に有名でありながら、期待したほど...</summary>
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<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　世界三大がっかり、という言葉をご存知か。世界的に有名でありながら、期待したほどでもなくてがっかりする、そんなもののベストスリー、である。そんながっかりの一つがブリュッセルにある。小便小僧である。<br />
　何でがっかりかというと、有名だから大きなものかと思ったら、意外にチッチャイ、というコトらしい。では早速、小僧君に会いに行こうではないか。ホテルにある簡単な観光地図を見ると、ちゃんと日本語で「小便小僧」とある。<br />
　通りを歩いてゆくと、観光土産の店があちこちにある。店のウインドウには、小便小僧をモチーフにしたものばかりが並べてある。ブリュッセルといったらこれしかないでしょうに。というぐらいの勢いが感じられる。<br />
　さて、この辺なんだが・・・と探しながら歩いているうち、うっかり通り過ぎそうになった。人だかりがしているので気がついたのだが。・・・ああ、やっぱりチッチャイ。世界ランクのがっかりという情報を事前に得ていたおかげだろうか、ショックには至らずに済んだ（笑）。赤い服を着た姿が愛らしい。服は日によって着替えられるそうである。やはり市民に愛されているのだ。服は毎日変わるのかと思ったら、翌日はマッ裸だった。裸の日？だったのかな。<br />
　たくさんの観光客が来るのだろう。一つの人だかりが過ぎ、次の集団が囲む。人だかりがあると写真を撮るのに邪魔だという向きもあろうが、僕はむしろ逆である。小僧に向かってカメラを向ける人、笑顔の人が多いほうがいい。そんな人たちも絵の中に入れるのだ。そんなわけで、いい感じに人が集まってくるのを待っていたりする。この方が撮影に時間がかかる。周囲を見渡すとなるほど、彼には人々の心を暖かくする力がある。<br />
　さて、小便小僧と対を成すものとは何でしょう。トリビアの泉でも紹介された、あの物件が次回登場します。（つづく）</p>

<p><img alt="小便小僧.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%B0%8F%E4%BE%BF%E5%B0%8F%E5%83%A7.jpg" width="368" height="200" /></p>

<p><img alt="小便小僧2.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E5%B0%8F%E4%BE%BF%E5%B0%8F%E5%83%A72.jpg" width="368" height="202" /><br />
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<title>①ベルギー・ブリュッセル</title>
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<modified>2011-11-10T01:59:03Z</modified>
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<summary type="text/plain">　さて問題です。ワッフル、ビンの中で醗酵を続けるビール、フランダースの犬、これら...</summary>
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<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　さて問題です。ワッフル、ビンの中で醗酵を続けるビール、フランダースの犬、これらに関する国はナニ？・・・はい、ベルギー、正解です。この国の首都、ブリュッセルを訪れた。リアリストも一緒である。<br />
　ベルギーには変わったモニュメントがあったはず。そう思い出したのは旅の直前。ビューマスター・リールの収集で、なんとなく手に入れたのが１９５８年のベルギー万博のソフト。これにそのモニュメントがあった。巨大な金属球体が九つ、金属結晶を模したように連結されている。建築物としてこれほど特異なものはない。<br />
　アトミウムと呼ばれるその建物は、ビューマスターの立体映像で見ると、その迫力が伝わってくる。球体には窓があり、内部に入って観望できるようになっている。こんな不思議な建物、実物を見たらさぞオモシロイことだろう。<br />
　調べてみれば、今でもアトミウムは記念碑的に残されているのだという。ベルギーに行くなら、ちょっとだけでも見ておきたいものだ。だが、残念ながら今回の旅行のルートにアトミウム見学の予定は組まれていないのだ。<br />
　ブリュッセルに降り立ったとき、思い出して何だかへこむ。だが、幸運が訪れた。空港からホテルまで行く車で、運転手が気を利かせて万博公園を通って行くと言うのだ。程なく、ビューマスターで見た巨大な球体構造物が、突然目の前に現れた。半世紀前の不思議な建造物がここに残っている。<br />
　内部も見たかったのだが、残念ながらその時間は無い。何枚か撮った後、不安げな空から突然の大雨が降りだした。贅沢は禁物。当初の望みどおり、ちょっとだけ見られたのだ。願いがかなったのだから、文句はない。<br />
　さてこれから、リアリストで撮った写真とともに、ブリュッセルの街をご案内しよう。お付き合いください。（つづく）</p>

<p><img alt="アトミウムVM.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%9F%E3%82%A6%E3%83%A0VM.jpg" width="199" height="201" /></p>

<p><img alt="アトミウム.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%9F%E3%82%A6%E3%83%A0.jpg" width="364" height="204" /><br />
</p>]]>

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<title>ラ・フェスタ アウトゥーノ</title>
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<modified>2011-11-03T01:59:02Z</modified>
<issued>2011-11-03T01:00:00Z</issued>
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<created>2011-11-03T01:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">　１０月１０日は晴れることが多い日だと聞く。この日を含めて三連休となった。久しぶ...</summary>
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<dc:subject>撮影記（３）</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　１０月１０日は晴れることが多い日だと聞く。この日を含めて三連休となった。久しぶりに家族と温泉に行こうと決めた。　圏央道、関越道を経由して草津に行くルートを選定し、車でお出かけ。昔は車にお金をかけたこともあるが、マニュアルミッションの車は極端に少ない時代。運転する楽しみが奪われたような気がして、今はＡＴの小さなクルマ。<br />
　スピードは控えめ、というか控えめにしか出ない車でまだ渋滞の始まっていない高速道を流していると、古いオープンカーが目の前に現れた。あちらもスピードは控えめ。年配のご夫婦が乗っておられる。ああいう車で旅行をするのも楽しいだろうなぁ、ああいう余裕がほしいものだと妻と話をしていると、バックミラーに赤い、変わった車が映った。<br />
　ン？紅の・・・豚、いや、赤い彗星！？それはあっという間に視界を通り過ぎて行ったが、それもやはり古い車。こういうのが好きな人が多いのだろうか。そんなふうに考えていたら、後から後から、古い車がどんどん現れる。<br />
　よく見れば、車体にはゼッケンのようなものが貼ってあるし、サポートカーのようなものも並走している。後で調べたらラ・フェスタ アウトゥーノ２０１１というイベント。４日間で１２００ｋｍを走るが、どれも１９６７年以前の車だという。<br />
　偶然にも僕たちの旅行のルートと重なったため、たくさんのクラシックカーと並走するという夢のようなひと時を得ることができたのだ。走っているクラシックカーを間近で見るというのは大きなインパクトがある。感動する。ほんとに。<br />
　運転しながら撮影をするのは非常に危険デス。運よくサービスエリアで彼らを間近に見ることができたので、こちらも同年代のステレオカメラ“リアリスト”を取り出して撮影。なんでわざわざ使いにくい古い機械を使うのか。だって、こっちの方がおもしろいんだ。まあ、簡単には言い尽くせないところがあるのよ。僕もあんな車に乗ってみたい。</p>

<p><img alt="クラシックカー１.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%BC%EF%BC%91.jpg" width="412" height="213" /></p>

<p><img alt="クラシックカー２.jpg" src="http://www.stereoclub.jp/blog/realist/archives/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%BC%EF%BC%92.jpg" width="412" height="212" /><br />
</p>]]>

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<title>「マウント楽ちん大作戦」の補足</title>
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<modified>2011-10-28T23:40:12Z</modified>
<issued>2011-10-28T23:00:00Z</issued>
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<created>2011-10-28T23:00:00Z</created>
<summary type="text/plain">全体を通して「どういうしくみ？」とか「どこが工夫？」というところがわかりにくいと...</summary>
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<name>J_Sekiguchi</name>
<url>http://www.stereoclub.jp/blog/realist/</url>
<email>yojigen@m5.dion.ne.jp</email>
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<dc:subject>ステレオマウント</dc:subject>
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<![CDATA[<p>全体を通して「どういうしくみ？」とか「どこが工夫？」というところがわかりにくいと思いますので補足いたします。</p>

<p>①自作の紙マウントで糊を扱う作業は「手がべたべた」になりますので、まず先にスティック糊を塗り、乾かしてドライな状態にします。乾いていても、アイロンを使うと糊の樹脂成分が高温で溶けるのでホットボンドと同じ仕組みで接着ができます。フィルムを扱う作業が格段にやりやすくなります。<br />
　このアイロンをラミネーターに替えたらさらに楽、というものです。</p>

<p>②ラミネーターでは、フィルム面にも熱がかかってしまいます。フィルムは僅かに湾曲しているので、フィルムの一部がラミネーターの高温部分に触れます。触れていない部分との大きな温度差のため、乳剤面のゼラチン層に皺ができてしまいます。<br />
　では、フィルム全面に均一に熱がかかればどうか？という実験がうまくいったので、そのような治具を紙で作ったのです。本当はフィルム面に熱が伝わらないようにするのが一番でしょう。これは今後の課題です。</p>

<p>③ラミネーターは手で押さえつけるアイロンよりも、温度、圧力ともに低いようです。そのため、より低温で溶ける樹脂が望ましいのですがなかなか見つかりません。<br />
　一度乾いた糊に水をスプレーして湿らせる方法は、単に接着力を回復させているようにも見えますが、接着力の回復は十分ではありません。<br />
　それよりも、水分があることで熱の伝わりが格段に良くなりますので、接着部分の温度が急激に上昇する効果があると考えています。このため、糊の樹脂成分が効果的に軟化すると推測しています。</p>

<p>④ラミネーターの効果は自動化だけではなく、均一な圧力がかかりますので、マウント仕上がりが平坦になるという効果もあります。<br />
</p>]]>

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