STEREO CLUB TOKYO

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でべそアダプター

 ホットシューには”でべそ”がついているので、今の時代のストロボはそのままでは使えない。かと言って昔のフラッシュガンを常用で使うのはちょっと無理がある。なんとかして便利なストロボを取付けたいものだ。”そう思うひと濃度”は日本よりアメリカの方が高い。
 アメリカのステレオファン人口は日本の比ではない。さすが本家本元。元祖の国だ。要求する人口が多ければ、それだけ需要がある。なんと、アメリカではリアリスト用のホットシュー・アダプターの新品が売られているのである。早速取り寄せてみると、初めから専用に作られているのではなく、市販のシューアダプターに”でべそ”よけの彫り込みをしただけのシロモノだった。カメラの接点をシンクロソケットに変換するもので、ストロボとはシンクロコードでつなぐ。使ってみると、これがなんと非常に優秀で、今までの悩みが万事解決という優れた商品だった。今でもリアリスト用に色々なパーツを考案し、新しく売り出している業者があるけど、これを考えた人にはリアリスト同盟勲章を授けたい。
 ストロボを取付けるのに別の方法はないかな?と考えてみると、ブラケットを使う方法もある。ホームセンターでL字型のアングルを買って工作するも良し、写真店で適当なブラケットを購入しても良し。ただ、シンクロ接点はカメラのホットシューしかないからやっぱりアダプターは要る。このアダプターの他にも工夫次第で使いやすいものができるはずだ。そう、世の中にはツワモノがいるもので、トップカバーに穴をあけ、シンクロソケットを取り付けてしまう者までいる。さすがに、ここまでするかなぁ、とも思うけど。

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投稿者 sekiguchi : 2005年02月12日 01:42


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