STEREO CLUB TOKYO

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2回撮りマクロ

 マクロでステレオを撮るというのはオモシロイものである。それにしても、なぜ「マクロ」と言うのだろう。辞書で調べると「マクロ経済学」なんていうのが出てくる。この場合の意味は「経済を巨視的に見る・・・」なんて書いてある。ええっ?巨視的に見るって、マクロ写真の意味には当てはまらないんじゃないの?ミクロ写真とか、ミクロレンズって言ったほうがぴったりなんぢゃねぇの?と、頭の中が混乱してくる。
 どうやら、被写体を拡大して撮影するという意味で、拡大の意味を持つ「マクロ」を冠しているらしい。拡大写真、拡大レンズ。なるほど。そうなると、「マクロ・ステレオ」と言うならば、フィルム上で等倍以上の画像が得られるべきではないか、というわけで、強力に拡大したステレオ写真を撮影してみることにした。
 拡大率を大きくしながら画面サイズを確保したステレオカメラというのは、構造的に作るのが難しい。一眼レフに接写レンズをつけて、カメラか被写体を左右にずらして2枚撮り、視差を得るというやり方が簡単だ。どのくらいずらせば良いかというのはやってみて確かめるしかなさそうだ。被写体が勝手に動いては困るので、室内で動かないものを対象にした。
 接写専用のレンズが手元になかったので、一眼レフに標準レンズを接写リングを介してリバースで取り付ける。レンズの前玉がフィルムのほうを向くように取り付けるのだ。こうしたほうが強拡大の場合はいい結果が得られる。絞りを最小にして、被写界深度をかせぐが、それでもピントの合う範囲はごく薄くなる。暗くなったピントグラスがとても見えにくい。
 今回は被写体をわずかに5mmほど左にずらしてみた。現像すると同じようなコマが二つ並んでいるだけのように見える。マウント前に裸眼の平行法で確認してみると、確かに立体になっている。これはオモシロイ。

2回撮りマクロ.jpg

投稿者 sekiguchi : 2010年04月06日 10:00


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