ステレオアダプター
日本のステレオ事情ということで、昔からあるのがペンタックスのステレオアダプター。これの取扱説明書が発掘されました。
ステレオアダプターを購入した当時は、ペンタックスの一押し商品がLXだったのでこれが表紙写真のほか、説明書のあちこちで使われています。だけどこのアダプターはKM、K2の時代からあったので、これより古い取扱い説明書ではK2あたりが使われていたのではないかと思います。
ペンタックスは標準レンズのフィルターサイズを52mmとしていましたが、ME、MXあたりからレンズも含めたコンパクト化を進め、標準レンズのフィルターサイズの主流を49mmに変更しました。アダプターのフィルターサイズの設定が2種類あるのはこのへんが理由になっています。
説明書の冒頭に原理を説明したページがありますが、せっかく丁寧な図があるのに説明になっていませんね。ま、ご愛嬌。使い方のページには作例のような写真が載っていますが、実際には片側画面はもっと縦長に写ります。
僕はビュアーは購入せず、ネガで撮ってプリントし、裸眼立体視で楽しんでいました。縦長の画面はトリミングを前提に構図を決めていました。いっそトリミング前提のスクエア画面にして、それ専用のフォーカシングスクリーンがあればいいのに。なんて思ったりも。
昔のペンタックスの取扱説明書の雰囲気って独特で、特にステレオアダプターについてはその雰囲気が全開だよな、と思う次第。
投稿者 J_Sekiguchi : 2017年12月28日 10:00
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